漢方相談ビフォーアフターを紹介するコーナーです。
結婚以来、なかなか赤ちゃんに恵まれず、30代の後半になるころ、不妊症専門のクリニックに通い始めました。
最初はタイミング療法をし、その後、人工授精を繰り返すも全く妊娠せず、最後には顕微授精になりました。
クリニックでは、様々な方法で採卵をするのですが、FSHが高く途中でキャンセルになったり、ホルモン剤を飲んだり、注射したりしても卵胞が全く育たない状態が続いていました。
運よく育った周期でも未熟卵だったり、空胞だったりと、全然いい結果がでませんでした。
それでも赤ちゃんがどうしても欲しいため、身体の中から何かを変えないといけないのではないかと感じ、漢方にて体質改善を目指すことにしました。
廣田先生に今までの経過をじっくりと聞いてもらうことができ、病院の治療と漢方薬でできることをとても分かりやすく説明していただきました。
採卵にあたっては、クリニックが行う処置に対して、どのような意図や目的があるのか、自分が疑問に思うことに対して、どのように質問すればよいのかを聞くことができ、今までクリニックでは時間がなかったため聞けずにいた疑問点をその都度解決できたので、とても前向きになることができました。
そして採卵の方法や検査の結果から、その時々で漢方薬を調節していただくことで、徐々に反応に変化が現れはじめました。
これまでは採卵周期でどんなホルモン剤を使っても、採卵になるまで20日以上かかっていましたが、それが少しのホルモン刺激だけで12日~14日で採卵できるようになりました。
しかも今までだったらどうがんばっても1つだけしか採れなかったのに、2つ育つ周期も出てきて本当にびっくりしています。
もう40歳を超えてしまいましたが、これまでの不妊症治療の中で一番卵が採れるようになり、できるだけ凍結卵を確保して、妊娠できるように頑張っています。
一時期は本当にあきらめかけたときもありましたが、先生に色々な面でフォローを入れてくれたことが励みになり、ここまで来ることができました。
ようやく採卵を卒業し、これからは移植に進んでいきますが、妊娠できるように漢方を続けていきたいと思います。
ここまで親身になってくれる先生に出会えて本当によかったです!
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